防寒対策もバッチリ！幼稚園児に最適なベストとは？！
2023-09-29
寒い時期になってくると、幼稚園に通う子供に何を着せて行かせたら良いのか、迷うこともありますよね。薄着で風邪を引かせてしまってはいけないし、かといって厚着になるのも避けておきたいものです。そのような時におすすめなのが、ベストです。
ここでは、幼稚園児におすすめのベストや、選び方などについてお伝えしていきます。
幼稚園には、私服と制服のところがあり、どちらのスタイルなのかによって防寒対策も異なってきます。私服であれば、普段家で過ごすのと同じコーディネートで大丈夫ですが、制服の場合は、ブラウスとブレザー、もしくはブラウスとスモックという組み合わせになっていることが多く、それに防寒対策のアイテムを加える形になります。
その場合、まずは肌着を保温性のあるタイプに変えることなどが考えられるでしょう。また、ブレザーやスモックの下に、ベストやセーター、トレーナーなどを着せる方法もあります。子供の場合、基礎体温が高く、遊びなどを通して体を動かすことも多いため、汗をかきやすいという特徴があります。
そのため、大人よりも薄着を心掛けることが大切です。「寒いと可愛そうだから」という理由で厚着をさせてしまうと、時には汗だくになってしまうことも。汗は、蒸発する時に体温を奪っていくため、体が冷えて風邪を引きやすくなってしまう場合もあるのです。
袖がなく、お腹や背中を包み込んでくれるベストは、体をあたため過ぎることがないため、子供にとって最適な防寒着だと言えるでしょう。また、袖がないことで、その他にも様々なメリットを得られます。セーターやトレーナーなどのように袖があると、動き回ることが大好きな子供の場合、腕や肩回りに窮屈さを感じてしまう場合もあります。
また、お絵描きなど制作活動も多い園生活の中では、袖周りを汚してしまうことも多くなります。ベストであれば、動きにくさを感じることもなく、袖周りの汚れを気にすることもないのです。
関連：ファッションだけじゃ無い！家事にまで？防寒ベストのすすめ
子供の成長は早く、3歳児から5歳児の場合、一年間に6センチ程度伸びると言われています。ベストは、袖の長さを考慮する必要がありません。そのため、数年間着せたい場合は、大きめサイズのものを選ぶようにしましょう。
ジャストサイズのものに比べると、胴回りがややゆったりしますが、ベストであればデザイン的に多少ゆとりがあってもおかしくありません。
また、数年間着せる場合、生地がしっかりしているものを選ぶことも大切です。せっかく大きめサイズのものを購入しても、すぐに生地がヨレヨレになってしまうようでは、着続けることができませんよね。お店に足を運んで選ぶ時は、実際に生地を確認したり、スタッフに相談したりすることが可能ですが、ネットなどで購入する場合は、商品説明や口コミなどを参考にしましょう。
デザインについても、気を付けておきたいポイントがあります。ベストには被るタイプのものと前開きのタイプがあり、それぞれの特徴を理解した上で選ぶことが大切なのです。被るタイプの場合は、ボタン掛けをまだひとりでできない子供でも簡単に脱ぎ着ができるというメリットがあります。
伸縮性がある生地のベストであれば、前開きのタイプでもボタンを掛けたまま脱ぎ着することができますが、首回りやボタンホールが伸びてしまうこともあるため、注意が必要です。一方、前開きのタイプの場合は、少し暑くなってきたらボタンを外して前を開けることができるため、状況によって体温調整がしやすいというメリットがあります。
シンプルなネイビーのスクールベストは、制服との相性もぴったりなアイテムです。スクールベストを一枚持っていると、冠婚葬祭などのシーンでも活躍するため便利でしょう。元々制服のブレザーの下に着ることを想定して作られているため、生地にそこまでの厚みはなく、重ね着しても快適さを保つことができます。
また、Vネックになっているものを選べば、シャツの襟と干渉しにくく、首回りがもたつくこともないでしょう。
「スクールニットだと、シンプルすぎて少し物足りない」という場合は、ケーブルニットのベストを選んでみてはいかがでしょうか。ケーブルニットとは、縄のような編み方が特徴となっているケーブル編みを施されたニットのことです。
伝統的な雰囲気を残しつつ、おしゃれな雰囲気があるため、流行に左右されることなく、長年多くの人から愛されています。様々なカラーのものがあるため、ネイビーやグレーなど落ち着いた色のものを選べばフォーマルな雰囲気に、レッドやイエローなどカラフルなものを選ぶとカジュアルな雰囲気にすることができるでしょう。
ケーブルニットの場合、スクールニットに比べると厚手になるという特徴もあります。そのため、「子供が暑がりだから、薄手のものがいい」という場合は、スクールニットのような生地の薄さを持ち、凝ったデザインのものを選ぶ方法もおすすめです。
首や袖、裾まわりにラインが入っているものや、胸元にワッペンが付けられているものを選ぶと、アクセントになっておしゃれな雰囲気を出せるようになります。
私服の幼稚園に通っている子供に着せたい場合や、普段でも着れるものを探している場合、フリースベストはいかがでしょうか。フリースは保温性も高く、しっかりと体を暖めてくれる素材です。ほとんどのものは洗濯機で気軽に洗濯できるため、いつも元気いっぱいで、よく洋服を汚す子供でも安心です。
フリースベストの場合カジュアルな印象になるため、制服に合わせたい場合は、シンプルなデザインで、ブラックやネイビーなど落ち着いた色目のものを選ぶと良いでしょう。また、生地に厚みのあるものも多いため、ブレザーやスモックの下に着せる場合は、上着を着せた時にモコモコしないかどうか、確認しておくことも大切です。
ベストは防寒対策として優秀なアイテムですが、様々な種類があるため、園生活が快適に送れるよう、子供にとってぴったりなものを選ぶことが大切です。また、子供の服装に関して、幼稚園によっては、決まりを設けているところもあります。
購入した後で注意を受けないよう、もし分からない場合は、一度幼稚園に確認をしましょう。